子どもたちをボランティアで消耗させない5つのポイント




最近よく聞くんですが、「子どもは地域の宝」と言って、「子どもを労働力のようにイベントのボランティアに投入する」という話。

かなり違和感を感じたので、自省の念を含めて、感じたこと書いておきます〜!

子どもたちは忙しい

そう、前提として今の子どもたちって忙しい。学校の授業はギッチリ詰め込まれているし、学校が終わっても、塾や教室に行っているんですよ。

最近では、夏休みなどの長期休暇も授業時間確保のために短縮されてしまい、、、子どもたちが「学校以外」に費やせる時間が減っている状況。

子どもたちが「行きたい」(やりたい)と思っているんだろうか……
と思ったりしますが、本当、「きまりだから」という理由など、「大人の都合」で子どもを右往左往させてる気がしていけないんですよね。

 

動ける大人も減っている

少子高齢化の影響なのかもしれないですが、活動(イベント)をつくる(やれる)大人の数も減っているような気がします。

目の前の仕事にいっぱいいっぱい……
「ボランティアなんて、今できない」っていう声もあったり。

ぼくも含め、大人は思いついたら、勢いで「これだーーーって!」、企画が突っ走り出しますから。

人員の計画とかあったらいいけど、あるようでなかったり……

結果、良くないパターンに陥ります。
(「どうにかなるよ」戦法でやっちゃうパターン)

 

しわ寄せは子どもたちに

「若い」というのは財産。今このときにしか持ち得ないものとして言われますよね。
特に、田舎に行けば行くほど、若者の数が少ないから「希少価値」が高い!

「若い」 = 「よく動ける」

みたいな方程式があって、どんどん若者に声がかかります……
(逆に、ぼくも声を掛けてしまいがちです)

イベントの交通誘導から会場設営、ゴミの分別、ブースの管理(監視)、片付けなどなど。

でも、最近、これなんでも若者に声かけて、無理言って来てもらうのっていいのか悩む時があります。

「若いから、動けよ」 みたいな論法は強引であって、

感受性が比較的高い「若い」その瞬間(時期)にこそ、費やすべきこと(学びや経験)ってあるはずなのに、その機会や時間を奪っている気がしてなりません。

 

私たちが価値ある提供ができるのか

結局は、貴重な若者を「労働力」のように扱わない、消耗させないために、私たち大人がやるべきこと(心がけること)は多いと思います。

 

・なぜ、子どもたちにしてもらうのか?
子どもたちだからこそ、してもらいたい内容なのかは考えないといけないと思うんですよね。

・子どもたちの「主体性」や「思考力」を育める内容か?
単なるお任せ、丸投げ、マニュアル参照みたいな単純作業を振ってはいけない。
一部はあっても、その費やす時間すべてでこのような時間にしない。

・子どもたちに「つながり」を提供できるか?
子どもたちが、勇気を振り絞って参加したイベント。イベントの運営に忙しいという理由で、子どもたちに対するフォローが不足しがち。子ども任せにならないような、「つなぎ」をしっかりしてあげたいですね。

・子どもたちに「学び」やを提供できるか?
当日のイベントから学ぶこともありますが、実はそのプロセスの方が格段に多いはず。ようはこのイベントにボランティア参加したことで、子どもたちの別の活動に活きてくるような「学び」が提供できるかという視点は必要なんですよね。

・子どもたちと「振り返り」の時間をつくる
イベントが終わって、「お茶渡して、終わり〜〜」みたいなこと多いですが、終わった直後こそ(片付けに忙しい中でも)、「今日どうだった〜?」って聞いてみることって大事。子どもたちにとって、今日1日を振り返る時間になるし、イベント主催者側にもフィードバックをもらう(気づきをもらう)ことにもつながりますからねぇ。

 

いかがだったでしょうか。

実は、大人のボランティアをお願いするときにも言えることもあるなぁ〜と思ったり。

教える(伝える)のが面倒だから……
どうせ今日だけの参加だから……

みたいな理由で、大人が接していたら子どもたちは労働力化(消耗)してしまう。

労働力化してしまう(しかできない)のであれば、本当はそのイベントは無理がかかっているということで、「やらない」方がいいのかもしれません。

結局は、今、いろいろイベントを整理していかないといけないときなんですよねぇ〜!










ABOUTこの記事をかいた人

愛媛県八幡浜市生まれ。山口大学卒。 高校時代に商店街活性化を目的にしたお店「AKIND」(あきんど)を開店したことがきっかけで、地元が大好きになる。 大学卒業後、帰郷し地域金融機関に勤める傍ら、八幡浜を元気にすることを目的にした「NPO法人八幡浜元気プロジェクト」の代表、ローカルWEBメディア「KITONARU」編集長などを務める。