一体感より多様性-「足湯会議」で見えてきたもの




先日YGPで開催した初の「足湯会議~まちづくり意見交換会~」
NPO法人クオリティアンドコミュニケーションオブアーツ理事長の徳永高志さんにお越しいただき、アートや温泉をはじめとするまちづくりについて話題提供をいただきました。

足湯会議はじめました

今回の「足湯会議」の趣旨は、「ざっくばらんに八幡浜のまちを考えてもらう」というもの。何かを生み出すアウトプットをあえて目的とはせず、半径1キロの身近な地域に「目を向けてもらう」ことを目指しました(これ、案外見落とします。自分のまわりに知らないことたくさんあったりしますからね)。

それに、今回は、「足」を「お湯」に入れることで、リラックス効果も創出。副交感神経が刺激され、話も弾みましたよ。

今回開催した場所は、八幡浜市の中心部になりつつある「白浜地区」。八幡浜港に近い臨海部で、漁業だけでなく、みかん栽培が盛んな地域でもあります。
その地域の方をお呼びして、第1回目の「足湯会議」。
 

白浜地区

実は、僕もこの白浜地区の出身なので、知っているおばちゃんやおっちゃんが居て、懐かしかったり。それに、市外からも多くの方にご参加いただきました。
内外から見る八幡浜:白浜地区という姿が徐々に見えてきました。

僕らが最初に清掃活動をしてきた拠点である白浜地区だけど、実は外の方から見ると、「暮らしやすそう」というイメージがある反面、言い方を代えると「八幡浜らしくないところ」と言われることも。
というのは、市役所などの行政機関やスーパー、病院などが周辺に整備されているので、居住環境としては改善してきているが、「八幡浜の個性」と言えば、商店街~浜之町エリアに劣ってしまうのではないかということです。

僕もそこに住んで長いのですが、今の環境が当たり前過ぎて、「八幡浜の個性があらわれているか?」という問に対して、なかなか答えることができませんでした。
事実、YGPとしても、八幡浜全体のことについて考えてはきたものの、それぞれの小さな地区単位でどうなのか、ということについては考えてきませんでした。

徳永さんがおっしゃっておられましたが、「一体感より、多様性を重視したまちづくりが必要」ということ。

新しい市になったんだから、みんな一緒にまとまってやろう、という考えが先に立ってしまいますが、それぞれの地区ごと(公民館単位など)のコミュニティ(関係性)を重視することが必要かと。
互いの地区特性を認め合った上で、それぞれの地区が、「この地区はコレ!」と言えるようブランディングを進め、発信力を高めることが大事ですよねー!まさに、こうした積み重ねが、八幡浜市「全体」の魅力にも繋がると思うんです。

そのためにも、各地区の人が、半径1キロの身近なコミュニティについて語れるようにしていかないといけないです。そして、僕らもその地区の魅力探しのお手伝いや「気づき」をどんどん提供していくことが大事だと思いました。

「足湯会議」は手段。
各地区の人が各地区のことを主体的に考え、地区のコミュニティの再興やブランディングを図っていくことにあります。

足湯会議

近いうち、白浜地区には、温泉(又は温浴)施設ができる予定。
そうしたときに、白浜地区として、行政に言われるがままでいいのか、そこに住む人たちが、どういう地区をつくっていきたいのか、何を発信していくのか、今考える時に来ているのかもしれないですね。

  







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ABOUTこの記事をかいた人

浜田 規史

愛媛県八幡浜市生まれ。山口大学卒。 高校時代に商店街活性化を目的にしたお店「AKIND」(あきんど)を開店したことがきっかけで、地元が大好きになる。 大学卒業後、帰郷し地域金融機関に勤める傍ら、八幡浜を元気にすることを目的にした「NPO法人八幡浜元気プロジェクト」の代表、ローカルWEBメディア「KITONARU」編集長などを務める。