まちの「定量情報」を使いこなしたい-NPOの価値創造力・提案力を高めるために




八幡浜市の高齢化は深刻。
あるデータによれば、2010年人口38,370人のうち、65歳以上の高齢者の割合は32.9%。2020年には、40.5%の大台に乗ってしまうという予測が出ています。この数値は、全国平均よりも30年以上も早いということですから、かなり焦りますね。。。

 
八幡浜の2020年
 

まちづくりをする上で、自分のまちの現状を掴むことって大事。
今、他市町村と比べてどうなのか?また、10年前と比べてどうなのか?など、比較しながら、自分のまちの「位置」を掴むことを、最近意識しています。
 

現状分析には、「定量情報」と「定性情報」がありますよね。
まちづくりの現場に関わっていると、「参加者の声」や「市民の声」、「行政の声」などを聞く機会をいただけます。

 
「最近、まちが元気ないんですよ」
「商店街、空店舗増えてきたような気がしますけど」
「イベント盛り上がりましたね」

などなど、感覚的な情報はたくさん入ってきます。

 
だけど、その情報はあくまでも「感覚的」(その人が感じたこと)なもの。
その声が多いほど、まちの傾向が分かってくるわけですから、悪いことではないのですが、ついつい僕らは、その「感覚的」なものだけで、判断をしてしまいがちです。

これが「定性情報」

 

もう一つが「定量情報」があるのですが、簡単に言うと、「数値的」なものです。
 

「観光客が今年は前年比で10,000人増加しています」
「商店街の空店舗は、この10年で20店舗増加しています」
「イベントには200人の方が来場し、他エリアに500万円の経済効果が得られました」

など、その「感覚的」なものの裏付けとなるデータですね。

 
生の声に加えて、より説得力のあるのが「数字」です。
NPOの現場でも「感覚的」なものだけに頼らず(判断せず)、「数値的」データを駆使して、事業を組み立てていく、そして、それを外部に価値提案していくことが必要だと思います。

 
僕も含め、NPOは「思い」が先行してしまいがちですが、この数値的なものをカッチリとおさえておくことは、NPOの価値創造力・提案力を高めるうえで、これからますます重要になるはずです。

 

統計局が公表しているデータを使うのもよし、NPO自らが街角でアンケートとるものいいかと思います。

 
僕も、今後は、まちの声に耳を傾けながら、数値的データを追っていきたいと思っています。

 

あ~!データ分析ができるアナリストが欲しいところですね。

 
▼ よく使う情報サイト
  国立社会保障・人口問題研究所
  わがマチ・わがムラ

  
  







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ABOUTこの記事をかいた人

浜田 規史

愛媛県八幡浜市生まれ。山口大学卒。 高校時代に商店街活性化を目的にしたお店「AKIND」(あきんど)を開店したことがきっかけで、地元が大好きになる。 大学卒業後、帰郷し地域金融機関に勤める傍ら、八幡浜を元気にすることを目的にした「NPO法人八幡浜元気プロジェクト」の代表、ローカルWEBメディア「KITONARU」編集長などを務める。