“二枚目の名刺”が新たな社会を創る!




昨日・今日のNHK「クローズアップ現代」が熱い!

クローズアップ現代

日本の若者技術者3人が、12月に行われた国際的な技術開発のコンテストで第2位に選ばれたという。
通常200万円もする「筋電義手」(筋肉の電気信号を使って、失われた手の動きを再現する)を彼らは4万円程度で作り上げた。

おー!すごいっ!

なぜにローコストで、かつそのような発想が生まれたのか・・・
背景には、「社会を良くするものが作りたい」という3人の思い。
それに、IT技術の発達によるSNSやスカイプ会議、それに昨今注目されている3Dプリンタ。
思いを共有し、実際にカタチにできる環境が整っているってこと。

三人の若者

でも、彼ら3人は日中は、会社員。
大手電機メーカーに勤めている。
この筋電義手の製品は、本業として勤める企業ではなく、仕事が終わってのオフの時間で生まれたということ。

筋電義手

成長戦略、つまり、イノベーションを起こすことを政府も企業もしきりに言っているけれど、既存組織の中ではなかなか生まれていない。
なぜ、企業の中でそうした発想・製品が生まれないのか?

「優秀な企業ほど、イノベーションから遠ざかる」という。いい製品をより良くして、より安くして、今ある顧客に価値を届ける。そのしっかりしたバリューチェーンの中で、ものごとを進めるから、新しいテクノノロジーや発想(アイデア)に目がいかなくなる。
新しいテクノロジーは、基本的に性能が悪くて、高くて使いづらいから。
おのずと、新しい挑戦は生まれにくいし、意図的に制度などを作らないと、トライできる環境整備が進まない。

一方で、会社に所属することを目的にしていない社員は、「いいものをつくる」ためであれば、どこだっていいわけ。
個人と個人が横で繋がって、お互いの専門分野を発揮したチームを作る。
これが「二枚目の名刺」になる。

名刺

これは、僕がオフでやっている「NPO」の活動にも当てはまる。
日中勤める会社では生まれないことが、生まれ、広がっていくわけ。
社会のためになってる、という実感は大きいし、感謝の現場に立ち会える。
それに、自分が成長しているという感動を味わえる。

2014年の社会はどうなるか。
いろいろな人が言っているが、「個人」の力が求められ、「繋がっていく」時代になると思う。
どんな会社に入りたいかではなく、「何がしたいか」、「何ができるか」。
僕らNPOの活動でも頻りに言っているけれど、「自分の”強み”を発揮し、いかに社会に貢献できるか」が大切になってくると思う。
副業を許さない企業も少しずつ減ってくるのではないかと思う。真に社員の「強み」を引き出すためには、会社組織の中に囲い込むことが得策ではないことに気づく(気づいている社員は、もう既に会社の中に心はないのかもしれない)。
企業の閉塞感を打ち破るためには、その勇気ある決断ができるか、経営者の器量にもかかっていると思う。

そんな意味でも、今、僕らNPOが着実にやるべきことは、「人材のフル活用」(資源活用)。
企業・行政などの組織を含め、経営資源(地域資源)を解放させていく(引っ張りだし、再活用していく)ための取り組みが大事だと考えている。
すべては「人」。人と人が繋がり、活用されているという実感(社会に役に立っている実感)をいかに作り出すか。きっかけづくりはもちろん、新たなサービスやモノを作り出すストーリー展開までを見据えていかなければならないと思う。

新たな年!
広い視野で地域・社会をイノベーションしていくことを考えてみた。
自分自身も固まらないで、”二枚目の名刺”を使って果敢に挑戦していく。イノベーションを起こすには、まずは自分自身から。

  







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ABOUTこの記事をかいた人

浜田 規史

愛媛県八幡浜市生まれ。山口大学卒。 高校時代に商店街活性化を目的にしたお店「AKIND」(あきんど)を開店したことがきっかけで、地元が大好きになる。 大学卒業後、帰郷し地域金融機関に勤める傍ら、八幡浜を元気にすることを目的にした「NPO法人八幡浜元気プロジェクト」の代表、ローカルWEBメディア「KITONARU」編集長などを務める。