みなさんは、日本経済新聞が発刊する「日経新聞」電子版を無料で読める方法があるのを知っていますか?
「無料会員登録」をすればいいんでしょ?・・・と思ったあなた!違いますよ、今回は、購読記事本数に制限無く、有料版以上の機能が使える裏技があることを紹介したいと思います。
「日経電子版」は、紙で発行されている「日経新聞」(朝刊・夕刊)をパソコンやスマートフォンからテキストベースや画像ベース(FLASHベース)で見ることができるサービス。会員登録自体は無料ですが、会員限定記事は10本までしか読めないなど、大きな制限がかかっています。保存や検索もできませんので、軽く流し読みするぐらいなら問題ありませんが、紙ベースの新聞の代わりに記事をどんどん読み、活用したいと考えているヘビーユーザーは「有料会員」に登録するしか方法がありません。
だけど、月額料金が高いですよね・・・電子版だけでも4,200円。紙面とセットすると5,509円になってしまいます。
電子版だけだったらもうちょっと安くなればいいのに、と思うところですが、日本経済新聞社とすれば、「紙ベースの新聞を売りたい」という気持ちがありますので、この価格設定は仕方ありません。
じゃ、どうすれば「無料」で読めるようになるのか?という話ですが、これにはちょっとした裏技があるのです。
通常は、日本経済新聞社のWEBから申込みをするのですが、別の窓口「丸三証券」から申込みをすればいいんです。
丸三証券のWEBサイトから「口座開設・資料請求」をし、手続きを行うと、無料で「日経テレコン21」というサイトが使えるようになります。
証券会社の口座開設は、いろいろな書類が送られてきて、記入は手間にはなりますが、落ち着いて記入していけば、そんなには苦にはならないはず。それに、基本的に「口座」を作っても、「株の売買取引」等を行わなかった場合は、使用料金はかかりません。
なので、口座開設したっきり、何も売買取引をせず、「日経テレコン21」だけを使うことができます(これが「無料で読める」という裏技)。
この「日経テレコン21」というサービスは、言うなれば、日経電子版の上位版(法人向けサービス)になります。
過去30年分の新聞・雑誌記事から国内外の企業データベースまで、ビジネスで威力を発揮する素晴らしい情報検索ツール。
日経新聞(朝刊・夕刊)だけでなく、以下の紙面情報を検索できます。
日本経済新聞朝刊
日本経済新聞夕刊
日経産業新聞
日経MJ(流通新聞)
日経金融新聞
日経地方経済面
日経プラスワン
こんだけの紙面を過去記事含めて、検索し放題かつ、読み放題。それに、テキストベースだけでなく、紙面そのままのPDFデータも提供しています(一部丸三証券版につき制限あり)。
ここまでくると、感づいている人はおられるかと思いますが、「Evernote」(エバーノート)が大活躍します。
「日経電子版」で「スクラップ」ができるようになるのです。
「Evernote Web クリッパー」をダウンロードしておけば、日経テレコン21で気になった記事を、随時簡単にEvernoteに保存できるようになります(Evernote側は無料会員月2GBまで)。
これは大変便利なんですよ、僕は気になったいろんな記事をすべてこの方法でEvernoteに保存しています。
そうすると、何か情報を探したいとき。例えば、今度講演をする必要があって、何かいい話題になるような記事がないかとかも探しやすくなります。
僕なんかは、「NPO」とか「まちづくり」とかのキーワードを多用していますね。
今はまさに、データがもの言う時代になっています。情報をいち早く入手し、加工・活用していく力が求められます。
自分のアンテナに引っかかる記事を見つけたら、手軽にWEBでスクラップをはじめてみましょう!
これ、個人も法人も、決して損じゃないと思いますよ。
注意)この裏技は、2014年6月30日現在のもので、丸三証券さんの判断によっては、このサービスが終了してしまう恐れもあるので注意が必要です。
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