僕の故郷八幡浜市は、みかんとさかなのまち。
同時に、かまぼこやじゃこ天などの練り製品の製造も盛んな地域でもあります。
何かを製造すると、何か無駄なものや破棄せざるをえないものが出て着るのが常ではありますが、その常識を「変えていく」そんな取り組みが動き出しています。
僕らが取り組んでいる「88プロジェクト」は、YGPの基軸のひとつである「あるものを活かして、ないものへ育てる」という考えのもと、地域で捨てられているものや放置されているものなどにスポットを当て、新たなもの(価値)をつくろうと仕掛けているものです。
まず、第1弾は、地域で破棄される「かまぼこ板」に注目。
かまぼこ板を活用した積み木「BOCO」(ボコ)の製品化を目指します。
「BOCO」とは、「KAMABOKO」(かまぼこ)と「ECO」(エコ)、「LOCO」(ロコ:ハワイ語で「地域」という意味)を掛け合わせ造語。
いろんな人のアイデアより、素敵な名前ができました。
積み木「BOCO」の製品化に向けては、地元木工所さんや就労支援施設さん、工業高校などのご協力を得ながら進行中。
それぞれの強いところでお力を貸してもらって、製品化に向けて取り組んでいるところです。僕らではできないところを、さらっとやってのけてくれるところ、ホントすごいです。
そして、欠かすことができないのが「BOCO」の原料となる「かまぼこ板」。
これ、実は、みなさんから集めさせてもらいます!
あなたが食べたかまぼこの板が、製品となり、保育所やその他贈答品として全国へ広がっていくんです。
なんか、素敵じゃないですか。一人一人の思いが、「BOCO」を作るっていうイメージです。
それに、なんと言っても、これは捨てられるものの「リサイクル」にもつながっているということですー!
先日、八幡浜港に隣接する八幡浜みなっとに「かまぼこカウンター」が出現!
目標枚数達成に向けて、募集が開始となりました。
1枚からでもぜひ!みなさんの1枚が「BOCO」の製品化の後押しになります。
今や「地域資源の活用によるまちづくり」は当たり前だけれど、そこに、住民など人を絡ませた「ハッピーストーリー」を描くということは、これからもっと必要になってくると思います。
かまぼこ板の募集に関しては、YGP(八幡浜元気プロジェクト)のホームページを参照。
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