ぼくがVALUで叶えたい3つの事業




“個人”の可能性を信じ、応援するサービス「VALU(バリュー)」が誕生して数ヶ月が経ちました。

ぼくが発行しているVAも、今20人以上の方に保有いただき、ウォッチリストも150人を超えました。

知っている方もいれば、知らない方もいらっしゃいますが、無名なぼくに「可能性」を感じていただき、応援していただいていることに感謝です。

さて、このVALUでは、保有していただく方が増えること、単価が上昇していくことにより、ぼくが使えるお金が増えていきます。

で、この「お金」を何に使うのか、どんな思いでやるのか……ということをちゃんと記載していませんでしたので、ここでお知らせしたいと思います。

ぼくのVAに興味のある方、また既にお持ちの方にはぜひ、一度お読みいただきたいと思います。

今回は、かなり長文です。気になるところだけ、読んでいただけたら嬉しいです。

 

空き家を改修し「MUKAINADAテラス」を開設

「MUKAINADAテラス」(むかいなだてらす)とは、私が住む愛媛県八幡浜市向灘(むかいなだ)という地区の名前。

 

ここにある「空き家」を拠点として整備し、世界に通用するイノベイティブなITものづくり・サービスの創出を図るとともに、将来を担う人材を育成したいと考えています。

そのため、次の3つの事業を複合的に行っていきます。

 

① コラーニング事業

愛媛県南予地域の子ども(特に小学生~高校生)を対象に、「AIに負けないものづくりクリエーター育成」を目指したプログラムを開発・提供します。
「ものづくりクリエーター」には、単なるIT技術者やデザイナーではなく、「生み出す力」や「活かす力」を伸ばすことに着眼し、職業にとらわれない「生きる力」の養成を目指します。

② コワーキング事業

個人事業主(フリーランス)や会社員等が利用できるコワーキングスペースを設置します。
IT技術者やデザイナーなどものづくりに携わるクリエーターはもちろん、「新しい働き方」を模索する会社員等の利用を促進し、利用者間のコラボレーション誘発による新たなもの・サービス等の創出を目指します。

③ コラボキャンプ事業

市外(特に都市部)で活動している企業等(従業員を含む)の中でも、新たなアイデア創出や従業員のマインド醸成(誘発)の必要性を感じていたリ、地域との連携を模索している先について、中長期滞在(宿泊)が可能な施設・プログラムを提供します。
企業等からの受入はもちろん、会社に勤めている個人の短期利用も可能とすることで、新しい事業・働き方のヒントを得てもらうことを目指します。

 

拠点で持たせる4つの機能

 

 

前述の3事業を、「MUKAINADAテラス」(仮称)を拠点にして行うことで、事業相互でのシナジー効果を図ることはもちろん、次の4つを共通機能として持たせてイノベーションを起こします。

 

① 学習機能

ここに来ると「学べる」、「気づきがある」など、利用者にとって「学びの意欲」を高める機能。利用者のニーズに合わせたインプット(テキストや講義等により得られる知識学習)、アウトプット(知識を実践に活かす体験学習)を組み合わせた学習を提供します。
インプット・アウトプット学習を反復・組み合わせることで、「知識の埋没化」を防ぎ、「実社会に活かせる知識」として自分の力にしてもらいます。なお、アウトプット学習の際には、地域の企業や商店街等と連携し実施します。

 

② 集中機能

1人で「集中する」、「没頭する」空間の中で、「妄想力」や「企画力」を高める機能。
自分自身と向き合い考えてもらうため、あえてクローズの空間・時間を提供します。
イノベーションを起こすためには、多人数で交流を図る機会の重要性は言うまでもありませんが、得られた知識や経験、人脈を「飲み込む」(吸収する)時間を経ることで、次の学習や連携をより効果的に進めることができると考えています。

 

③ コラボレート機能

多人数でのディスカッションや交流を図り、互いの「強みを活かし」、連携・協働の取組みをつくる機能。
施設で行う様々なイベント等を通じ、それぞれが持つ知識や経験、アイデア等を交わらせる機会を提供します。
イベント実施にあたっては、私だけが主催するのではなく、サービス利用者や地域の多様な主催による持込イベントも可能とし、既存枠を超えた交流を創出します。

 

④ ソーシャライズ機能

社会や地域に必要で求められている事業(アイデア等)に「寄せていく」機能。
コラボレートによって生まれた事業(アイデア等)を、社会や地域の課題解決につながる事業に変換していくための提案を行います。
社会的課題や潜在的なニーズのあるところに、イノベーションが起こる余地があると考えており、事業(アイデア等)が「社会のためになるか」という視点を持ち、実現に向けた人・物(サービス等)・お金のコーディネートを積極的に行います。

 

開設に向けた必要資金

現時点での計画ですが、以下のような資金が必要です。
その大半を補助金、自己資金や借入などで調達しようと準備をしていますが、
一部、VALUやクラウドファンディングなど、ご利用いただく(応援くださる)方からの「支援」をいただきたいと考えています。

・空き家を改修する資金(設計・監理費込) 約700万円
・家具・備品購入資金           約100万円
・教材・3Dプリンタ等購入費        約150万円
・広告宣伝資金              約50万円
・ホームページ等作成資金         約150万円

※ 配分や金額は変わる可能性があります。 

 

開設する意義

 

① 人口減少社会に到来よる生産労働人口の減少

国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば、2010年には約1億2800万人だった日本の人口は、2030年には1億1600万人あまりに減少します(出生中位・死亡中位の場合/平成24年1月推計)。
また、年齢ごとの人口数を年齢順に表した人口ピラミッドは、上が大きく下が小さい「逆三角形型」への傾向が絶えず強まる見通しです。
さらに、年齢区分別の人口を見ると、減るのは64歳までで、65歳以上の高齢者は人口減少にもかかわらずしばらく増え続けます。
人口推移のうち、経済・労働環境を考える上で特に問題になるのは、「生産年齢人口(15~64歳の人口)」であると考えられます。
2010年には8000万人以上の生産年齢人口は、2030年に6700万人ほどになり、「生産年齢人口率」は63.8%(2010年)から58.1%(2030年)に下がります。
つまり、人口の減少以上に、生産年齢人口が大幅に減るので、15歳から64歳の働き手の減少は経済規模や労働市場の縮小に直結することになります。

 

② AIを中心とした第4次産業革命

人工知能(AI)とは、人工的にコンピュータ上などで人間と同様の知能を実現させようという試み(基礎技術)と言われています。
近年は、クラウドコンピューティング、ビックデータ、IoT、GPUの進化を背景に、市場変化の予測まで織り込まれた自動株取引、コールセンターの自動対応、ロボットタクシーや受付窓口ロボット、製造や物流の高度な自動化など、これまで人間が対応せざるを得なかった様々な場において人工知能の活用が進み始めています。
特に、大量のデータから自分で物事を分類するルール(特徴量と言われる)を見つけ出す「ディープラーニング(深層学習)」という技術のおかげで、人工知能の能力が飛躍的に進化しており、今後も実用レベル、適用の幅、可能性が大きく広がっていくと言われています。

 

③ 多様な働き方の推進

政府(働き方改革実現会議)で決定された基本方針によると、「(働き方改革は)働く人の視点に立って、労働制度の抜本改革を行い、企業文化や風土も含めて変えようとするもの。働く方一人ひとりが、より良い将来の展望を持ち得るようにする。働き方改革こそが、労働生産性を改善するための最良の手段。生産性向上の成果を働く人に分配することで、賃金の上昇、需要の拡大を通じた成長を図る」と謳われています。
そうした流れの中で、官民で副(複)業、テレワーク、サテライトオフィス等の様々な取組が始まっており、今後、労働者1人あたりの生産性向上、豊かな生き方の実現という両面において、自律(立)した個人で勝負する時代が到来することが予想され、「セルフブランディング」(発信力を高め、自分で自分をブランディングすること)が求められるようになります。

以上、人口減少社会に起因し、「生産労働人口減少」、「人間から人工知能へのシフト」、「多様な働き方の実現」が進む社会は既に到来しており、今後ますます進んでいくことが想定されます。

そうした時代を生き抜くためには、従来の枠組みに囚われない教育やコラボレーションを推進し、イノベーションを起こせる「人材」を育てていくことが必要であると考えています。

 

背景・動機・きっかけ

① 八幡浜市の現状(背景)

愛媛県八幡浜市は、四国の西部、佐田岬半島の付け根に位置しています。明治から大正にかけ、大阪・高知との中継貿易地として栄え、県内でも有数の海運・商業都市として「伊予の大阪」と称せられてきました。
また、ライト兄弟よりも前に飛行機を発明した二宮忠八やみかんの苗木をいち早く導入した大家百治郎など、時代をリードする人材を多く輩出し、愛媛県の近代化に大きく貢献しました。
そうした先人の偉業に与り、日本一の品質・価格を誇る柑橘栽培の基地、西日本でも有数の規模と魚種の多さを誇る魚市場のまちとして、長くその存在感を発揮してきました。
しかしながら、近年に入って、人口減少(38,262人/平成22年国勢調査)を背景に、生産者の高齢化による生産活動の減退や販売(取扱)価格の低迷を招いています。
それが市内加工業者や小売・サービス業者にも及ぶだけでなく、従事者の減少や後継者不足などの問題を発生させ、産業規模の縮小と過疎化の原因となっています。

 

② 動機・きっかけ

上記のような現状を踏まえ、活性化策を具体的な事業に落とし込もうとした時、私自身が高校時代に商業科(情報処理科)でIT・プログラミングを学んでいたことに気づきました。
当時は、今ほどプログラミングの重要性が叫ばれてはおりませんでしたが、日々の授業や部活動でプログラミングの考え方やしくみ、言語を学びながら、地元商店街における活性化プロジェクトにその考え方を活かし取り組んだ経験は、青年期の私に大きな影響を与えました。
中でも、「商店街への集客方法を計画・実行する」際には、商業はもちろん、IT・プログラミングの知識を使った集客シュミレーションや集客後の波及効果などについて検証を行い、どういった商品やサービスをどのように提供するのが一番効果的なのかを導き出し、売上増加等大きな成果を上げることができたことは、私の大きな自信につながっています。
また、高校生でありながら、学校外に飛び出し、商店街はじめ住民の方々とともにプロジェクトに携わったことは、地域を再発見し、愛着を抱くようになっただけではなく、「地域に貢献できる人材を育成したい」という自身の生き方にまで影響を及ぼしました。

本事業は、このような私の実体験を礎に、ここ八幡浜市から次代を担うAIに負けない「生きる力」を身につけた人材を輩出し、新たな産業を起こし、市全体の活性化に貢献したいという強い思いからはじまりました。

 

将来の展望

3つの事業を複合的に行うことにより、地元の子ども、エンジニア等のフリーランス、都市部の会社員等が交わり互いを刺激し合える機会・場を作ることが可能だと考えています。
拠点施設「MUKAINADAテラス」(仮称)が活性化することはもちろん、市全体の活性化に寄与していくものと考えています。
また、将来的には、エンジニアや都市部の企業等との利用が進むことで、空き家を活用したサテライトオフィス(事務所移転等)につなげ、「働く場づくり」にも取り組んでいきます。

 

 

さらに、本事業は、イノベーションを起こす「人材育成」、「チーム育成」の側面があることから、育成にかかる過程や実績をデータとして蓄積し、より効果的なチームワークの発揮ができるWEBサービス「コラボチーム」(仮称)を開発・提供していきたいと考えています。
教育やチームワークの分野では、人の感性や関心に働きかけていくことが多く、未だアナログな部分が多いのですが、本事業の中で、AI技術を駆使した独自のアルゴリズムを編み出し、「強いチームづくり」と「イノベーション創出」に挑戦していきます。

 

パートナー・支援者求む

連々と、実現したい事業(未来)を書いてきましたが……
ぼくの事業は、すべて1人の力ではできると思っていません。
起ち上げを応援してただける投資家の方や士業者の方、またパートナーとなってくださる企業さんとの連携が必要です。

また来るべき時には、一緒に事業をともにできるパートナー(仲間)を募集します。
そう遠くないタイミングで、お知らせしたいと思っています。

もし、このような考えに共感し、応援していただける方がいらっしゃいましたら、私までご連絡いただけたら嬉しいです。

みなさんと一緒に、VALUを通じて、より良い未来を作っていきたいと思います。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

浜田 規史

愛媛県八幡浜市生まれ。山口大学卒。 高校時代に商店街活性化を目的にしたお店「AKIND」(あきんど)を開店したことがきっかけで、地元が大好きになる。 大学卒業後、帰郷し地域金融機関に勤める傍ら、八幡浜を元気にすることを目的にした「NPO法人八幡浜元気プロジェクト」の代表、ローカルWEBメディア「KITONARU」編集長などを務める。