みなさんは、Google使い倒していますか?
Googleのサービスは、Gmailにはじめ、カレンダー、ドライブ、マップ、YouTubeなど、便利なものが多く、日常的に使っている人も、けっこういらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、そのGoogleから、「Google for Nonprofits | 非営利団体向けプログラム」が日本でも解禁されたということで、ぼくの運営団体である八幡浜元気プロジェクトでも導入を進めています。
通常、このサービスを利用するには、「Google Apps for Work」に登録し、1ユーザーあたり月額500円を払っていく必要があります。
(2012年12月6日までだったら、「少人数向けのGoogle Apps(無償版)」を無料で利用できたんですけど、現在は新規登録はできなくなっています。)
ぼくら、YGPの理事者は5人ですから、500円/月 × 5人 × 12ヶ月 = 30,000円/年 が最低かかってしまうんですよ。
これ、NPOにとっては大きいですよね。
そんな費用がかからなくなるのが、今回の「Google for Nonprofits | 非営利団体向けプログラム」になります。
もう何度も出ていますが、メリットをおさらい。
●GoogleAppsが無料で使える!
Classroom・Gmail・Google トーク/ハングアウト・カレンダー・サイト・ドライブ・モバイル・連絡先・グループ
容量は、30GBになりますよー!
●Google Ad Grants(広告)が無料で使える!
10,000ドル分の広告費をGoogleが負担しています。
●YouTubeに団体特設ページが作れたり、画像にリンクが貼れる!
YouTube Space Tokyoという映像制作する実際の場所も、一定条件を満たすと使えます。
●Google Earth Pro が無料で使える!
Googleマップに色づけするなど、カスタムして使えます。
詳細は、日本ファンドレイジング協会さんのWEBが詳しく、分かりやすいですよ。
利用資格(条件)は以下の通り。
日本を所在地とする以下の法人が対象。
① 特定非営利活動法人
② 公益法人
③ 社会福祉法人
また、テックスープ ジャパンの地域団体に現在登録されていること。
テックスープジャパンへの登録は、法人の登記簿謄本に書いてある「会社法人等番号」をあらかじめ控えておく必要がありますが、基本的な団体情報を登録をしていくだけなので、そこまで難しくはありませんよ。
15分あれば登録できます。
1~2日程度で審査完了のメールが届くので、その後、「Google for Nonprofits | 非営利団体向けプログラム」に登録を行います。
ここでは、再度、「会社法人等番号」の入力が必要ですので用意しておいてください。
その後は、登録者の設定⇒ドメインの設定⇒管理者ユーザーの登録を経て、本プログラムへの登録が完了します。
(その後に、Googleの審査・ドメイン所有情報の確認等が行われ、メールが届きます)
注意:この手順の中の「ドメインの設定」(ドメイン:団体固有のメールアドレスが、info@re-ygp.comだった場合は、ドメインはre-ygp.comということです)には、既にドメインを団体が所有しているか、この時に購入する手続きを進めないといけないということです。なので、厳密に言うと、このドメインの取得費用・管理費用は少なくとも必要なのです(すでに、ホームページを開設している団体だと、すでにドメインがあるわけですから問題ないはず)。
登録が完了すると、以下のような管理画面がユーザーごとに用意されます。
これ、見てもらうと分かるように多様なサービスが無料使えます。
登録完了後の管理者側の設定が少し難しいのですが、実はGoogleサポートが24時間無料(日本語)。
ぼく、迷惑ながら、午前1時ぐらいにオペレーターに電話したのですが、快く手取り足取り教えてくれます(最後まできっちりと教えてくれます)。
いやー、ホント親切だったので、びっくりしました(電話で教えていただいた内容を、確認でメールでも送ってくれます)。
何度でもサポートは受けれるので、思い立ったら電話してみるのがいいですよ。
NPO法人等の皆さんは、一度導入を検討してみてはいかがでしょうか。
【おまけ】
実は、この「Google for Nonprofits | 非営利団体向けプログラム」だけを登録したのでは、組織内でうまく使いこなせないことが判明。
既存のグーループウエアのように使うには、もう一手間掛ける必要があったのです。そこらへんは、またブログに書きますね。
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