プレゼンの取っ掛かりは「聴衆分析」!フォーカスポイントに気をつけたい!




幸いなことに、ここ最近は、プレゼン講座とか人前に出て事例発表をする多くの機会をいただいています。
 
その時に、いつもハッとさせられるのは、「想定して組み立てていたプレゼンでは伝わらない」ということ。

 
どういうことかというと、聞いて下さる層をある程度予測して準備をしているのですが、いざ舞台に立ってみると、そこに座っていた人は想定外の層の人だったという話です。

 
そういう時は、その用意していた内容で話し続けると、「???」(はてなマーク)が会場中に充満してしまう恐れが大いにあるので、話の切り口を変えるようにしています。

 
聴いて下さる方の顔色見てると、この言葉や事例の意味が伝わっていないな・・・と、最近冷静に見れるようになってるということなんでしょうけど、こういう痛手はあんまり踏みたくないものです。

 

そこで注意したいのは、やっぱりプレゼンの原点である「聴衆分析」。

① どんな年齢・性別・所属か?
② どんなことに関心事があるのか?
③ プレゼンする内容にどれくらいの知識があるのか?

④ プレゼンを受けて行動を起こすための「決定権」は誰にあるのか?

 

以上のような点を、予め想定して資料をつくらないと失敗してしまうということ。

 
特に、最近思うのは、④「決定権は誰にあるのか?」という視点。
 
実は、聞いて下さった方に一生懸命プレゼンをしていたのに、その人には決定権がない。実はその先の配偶者だったり、上司だったりしたわけです。
とすると、プレゼントしては失敗で、「その先の配偶者や上司に“伝えてもらう”内容」にしなければいけなかったんです。

 
あとは、誰に対して「どんな切り口」(話題)で、プレゼンをするかという点。
 
どうしても欲張っていろんな話題を盛り込みがちですが、対象を明確にして、「コンテンツを整理」(取捨選択)することが必要になってきます。

「フォーカスのポイント」をずらさないということでしょうか。

 
 
コンテンツと対象

 
パワポ資料を作り込むことに一生懸命になりがち。
 
もう一度、プレゼンの原点に立ち返ることが必要だと、最近つくづく感じています。

 
 










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ABOUTこの記事をかいた人

愛媛県八幡浜市生まれ。山口大学卒。 高校時代に商店街活性化を目的にしたお店「AKIND」(あきんど)を開店したことがきっかけで、地元が大好きになる。 大学卒業後、帰郷し地域金融機関に勤める傍ら、八幡浜を元気にすることを目的にした「NPO法人八幡浜元気プロジェクト」の代表、ローカルWEBメディア「KITONARU」編集長などを務める。