走るだけじゃない-マラソンで地域は儲かるのか?




今、マラソンが熱い!先日は「愛媛マラソン」や「高知龍馬マラソン」が開催。全国各地でマラソンブームが起こっている。
東京マラソンの市民マラソン化や健康志向、またマラソンファッションの普及などが影響しており、年々大会規模も開催数も増加傾向にあるのだ。
 

愛媛マラソン

僕は、マラソンを走った経験がないのですが、走っている友人の姿や走り終わったすがすがしい笑顔を見ると、「走りたい」と思わされる。
走った人の「達成感」がこちらにグイグイ伝わってくる。
マラソンは、参加するそれぞれの人の目的を満たすものであると思う。自己ベストタイムを更新したい人、とりあえず完走したい人、ビリでもいいから仮装して目立ちたい人、仲間とともに走りたい人、マラソン開催地を楽しみたい人・・・などなど、多種多様な楽しみがそこにはある。走った人は、必ずと言っていいほど、「いろいろ考えて走ってると、自分を見直すきっかけになった」と人生のマラソンと重ね合わせる。

マラソン参加者数ランキング
↑ ㈱計測工房さんHPより

 
そこで、ひとつ考えたのは、マラソンにこんなにも人が集まって、そしていろんな欲求があるんだったら、マラソンを開催すると儲かるんじゃない!?っていうこと。

いろいろ調べてみると、様々なところへの経済効果があるということが分かってきた。
 

●マラソン関連グッズが売れる
 シューズはもちろん、GPS搭載のランナーウォッチ、飲料水、ウエアなどが売れる。
 一人がすべてを買うわけではないけれど、何十万人もの人が、どれかを買うとなると、効果は大きい。

●地域への波及効果
 飲食・宿泊することで、滞在時間の長期化を図ることができ、観光名所等へ誘導しやすい。また、お土産等の購入による経済効果も大きい。

●開催地へのリピーターの増加
 マラソン参加者や応援者の満足を得ることができれば、再び行きたい観光地として選択されるようになる。

 
マラソン参加者の参加費は、運営費として消えていくのだろうけれど、それ以上の効果がマラソンにはある。
一部試算によれば、「億単位の効果」があるということも言われている。

現在、マラソン参加者の数は増え続けており、一部大会では制限を掛けているところも出てきている。
とすれば、キャパは決まっており、今後は、大会の「内容」(質)が一層求められるし、プラスアルファの要素(開催地の観光等)が重要になってくる。
長い目で見たときに、この経済効果を継続的に享受するためには、大会のブランディングや開催地の発信力が肝にもなってくる。
そして、もちろん、その効果を受けうる各商店等の努力も必要。このチャンスを利用して、自分のお店のファンになってもらうことが重要だ。それに、新しいビジネスのチャンスも転がっているようにも感じる。

実は、マラソン大会の実施は、下手な公共施設等を建てる公共事業より、広い波及効果・経済効果を与える事業なのかもしれない。
健康増進事業に留まらず、広い視野で地域活性化の梃として活用していくことが求められる。

マラソンを走る

走る側も応援する側も、開催する側も何かとメリットがあるマラソン大会。
さて、来年は僕もエントリーをして、その良さを存分に味わってみようかと、思案しています。
よし!みなさん走りましょう!!!

   







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ABOUTこの記事をかいた人

浜田 規史

愛媛県八幡浜市生まれ。山口大学卒。 高校時代に商店街活性化を目的にしたお店「AKIND」(あきんど)を開店したことがきっかけで、地元が大好きになる。 大学卒業後、帰郷し地域金融機関に勤める傍ら、八幡浜を元気にすることを目的にした「NPO法人八幡浜元気プロジェクト」の代表、ローカルWEBメディア「KITONARU」編集長などを務める。