先回りして繋ぐ




リーダーは、すべての業務をすることはできない。他のメンバーに動いてもらわないと、活動は成り立たない。
特に、人に会いに行く時や交渉をする時は「先回りして繋ぐ」という心がけが大事になってくる。

先回りして繋ぐ

というのも、メンバーにしてもらう業務は、そのメンバーだけでは成し遂げられないことも多い。相手と交渉したり、相談したり、提案したりできないと先に進めない。
そうしたときに、リーダーは、メンバーに任せた業務に関して、交渉などの相手になる人にあらかじめ「先回り」して「繋ぐ」ことが必要だと思う。

「私どもの団体は、今度このような事業をやります。そこで、このようなことを御社に提案したいと思っています。この事業はこんな目的でやろうと思っていて、御社にもこんないいことがあるかと思います」

という感じに、軽く、こんなこと考えています、ということを伝えておく。

そして、加えて、

「今度、担当の者を伺わせますので、詳細を聞いていただけますでしょうか。」

と伝える。

これが「先回りして繋ぐ」ということ。

それができていると、メンバーがその相手に訪問するときも話が早い。
相手からしても、急な提案にならずに済む。
双方にとって「気持ちよく」話が進む。

交渉できるからといって、リーダが全部しがちなのがNPO。
だけど、あえて「さわり」だけ伝えて、あとは担当メンバーに任せる。
なかなかできないけれど、最初の部分にリーダが関与し、相手に繋ぐ。そして、担当メンバーに任せるということが、団体を続けていく上で大事なことだと思う。

  
   










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ABOUTこの記事をかいた人

愛媛県八幡浜市生まれ。山口大学卒。 高校時代に商店街活性化を目的にしたお店「AKIND」(あきんど)を開店したことがきっかけで、地元が大好きになる。 大学卒業後、帰郷し地域金融機関に勤める傍ら、八幡浜を元気にすることを目的にした「NPO法人八幡浜元気プロジェクト」の代表、ローカルWEBメディア「KITONARU」編集長などを務める。