再生ではなく「創生」を選んだ理由とは・・・




安倍内閣が内閣改造を実施。今夜のニュースは、「内閣改造ニュース」ばっかりですね。
 

テレビでは、入閣予想とか、どこの派閥だとかが取り立たされていましたが、僕は、誰が入閣するとかは興味はなくて、「何をするか」に興味があります。
 
選挙をにらんだパフォーマンスもあるだろうし、この時点では何とも言えないですからね。

 

その中でも、特に僕は、「地方創生」担当大臣の新設に興味があります。
 

以前の制度の名前を変えるだけじゃないの?とかまた“ばらまき”になるんじゃないの?とかの懸念はあるのですが、少なくとも、アベノミクスの効果を「地方」へというメッセージは伝わってきます。
 

地方自治体のみならず、地方の様々な人・団体との対話を通じ、地域の事情に合わせた政策を行ってほしいと思ってます。
 
もう「ばらまき」や、「一律的配分」などはやめて、実効性が高くかつ、地域が自立できる循環型の「新たな仕組み」をつくってほしいです(もちろん、僕らもその大事な役割を担うべきです)。

 

それに、今回安部さんは「地方再生」ではなく、「地方“創”生」という言葉を使いました。

「再び戻す」のではなく「創り出す」ということ。

 
「創造」する社会が今求められているわけですし、僕も基本的に賛成。
産業競争力を高めるためには、既存企業の「再生」だけでなく、新たな企業やサービスの「創造」が必要だと思うからです。

 

創造

 
僕は、何かにつけて言っていることなのですが、
 

「創造」の「創」という漢字は、「倉」にあるものを「利」用すると書きます。

創造するということは、実は、家庭や地域の「倉」にあるものを「利用」(活用)することなんです。

 

新たにどっかから何かを持ってくるとか、0から考えるとかではないんです。

 
僕らYGPもずっと言っていますが「あるものを活かして、ないものへ育てる」というのは、まさにこれ。

地域にあるものを、もう一度見つめ直し、「創造」することが、今求められているわけです。

政治家におんぶにだっこはいけません。待っていてもいけません。

 
まず一歩。自分たちのまちにある「倉」に眠っているものを見つけにいきましょう!!

  

  
 










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ABOUTこの記事をかいた人

愛媛県八幡浜市生まれ。山口大学卒。 高校時代に商店街活性化を目的にしたお店「AKIND」(あきんど)を開店したことがきっかけで、地元が大好きになる。 大学卒業後、帰郷し地域金融機関に勤める傍ら、八幡浜を元気にすることを目的にした「NPO法人八幡浜元気プロジェクト」の代表、ローカルWEBメディア「KITONARU」編集長などを務める。