「二枚目の名刺」を当たり前に持てる社会を実現したい!ワークライフ”ソーシャル”バランスのすすめ




ぼくが最近、意識して使っている言葉に「ワークライフソーシャルバランス」というのがあります。

 
そんな言葉あったっけ!?

 
・・・そうですね、これまでは言われていませんでしたが、あえてぼくは使っています。

仕事と生活の調和と訳される「ワークライフバランス」という言葉は、最近よく耳にしているところですが、そこにあえて「ソーシャル」という言葉をぶち込みます。
 

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ぼく自身もそうですが、「仕事」と「家庭」以外に、「ソーシャル」の領域で居場所や活躍の場を持っている人も増えてきているわけですから、「ライフ」に入れるより、切り離して「ソーシャル」を大事にしたいと思ってます。

 

阪神淡路大震災や東日本大震災以降、人々の考え方は変わってきており、「ソーシャル」、社会活動(地域活動など)への関心や参加が高まってきています。本業を持ちながらも、「社会にいいこと」を事業としてやっている人も、現に増えてきてますからね。

 

「ソーシャル」の領域が活発化することは、社会と地域にとってもいいことがあるわけで、地域活性化にもつながります。

 
もっと言えば、その活動での「つながり」が社会にとって好循環を生むということもあると思います。気の合う仲間に出会えることもあるし、そこから「一緒に事業を起こそう」なんて話も進んでいくかもしれません。

 
ぼくなんかは、その代表例かもしれませんが、仕事に依存しすぎず、社会や地域に居場所を求め、そこで価値を見いだそうとしています。
 
本業である「仕事」でダメでも、「地域活動」で認めてくれる(居場所がある)というのは、大きな支えになります。

 
最近は、この考え方から発展して、「二枚目の名刺」という切り口で、「ソーシャル」の領域を捉えようとしています。

 
本業ではない、「もうひとつの名刺を持ちながら社会に貢献する」という考え方は、まさにソーシャルの領域を広げるもの。社会にとってもプラスだし、二枚目の名刺を持つ人自身も、自分の強みを発揮し、さらなる可能性を高めることにもなると思います。

 

ぼくもそうですが、いきなり起業しようと思っても、できないわけですね。
 
それは、ぼく自身が思いきれないところもあるんですが、それなりのリスクを考えるわけです。今の会社を辞めて起業するということは、第一の名刺として戻るところを失うおろか、第一の名刺を作ることをしていくことを意味しています。

 
「こんなことしたい」、「このアイデアを事業にしたい」と考える若者はけっこう周りにいるんですが、「じゃぁ、起業すれば!」とはならないわけですよ。

 
それなら、「まずは、本業とは別でやってみようよ」という方が現実的な話なんです。

 
そう考えたら、日本や地域を良くしていくために「起業」がもっと起こらないといけないと言われていますが、「起業家」を増やすよりも、まずは、「ソーシャル」の領域に関わるきっかけやそのチャンスを社会が用意するべきじゃないかなと思うところなんですよ。
 

「副業禁止」(NPOなどの活動もできない場合もあったり)や「専属利用」など、人の生活を規制する制度がまだまだ企業の中にもあるわけで、なかなか「ソーシャル」な活動も取り組みにくい人もいます。

 
人口も増え、経済活動も活発化していた右肩上がりの時代では、それはよかったかもしれないのですが、今は人口が減少する社会に直面しており、限られた資源(人等)をうまく活用していく時代になっています。

 
そうした時代に、企業の中で人を閉じ込めていると、その人の可能性を狭めているかおろか、社会全体にとって、損失なのかもしれませんね。

 

戻りますが、「ワークライフソーシャルバランス」によって、豊かな暮らしを実現するには、家庭生活と仕事の充実では不十分で、その間に位置する「ソーシャル」の領域を高める取り組みが必要だと思います。
 

企業も、社員を檻に閉じ込めず、地域や社会への参加を促進させることが必要でしょうし、社会も「二枚目の名刺」を持つことを歓迎していくことが必要だと思います。

 
もちろん、それを認めてもらうためには、ソーシャルの価値を高める「二枚目の名刺」での活動を、今実践しているぼくらがまず作っていくことが必要だとも思っています(仕事にも家庭にもいい影響を与えているという効果を実感してもらう)。

 

自分の強みを社会で発揮できる喜びを「ソーシャル」の領域で実現していくこと。

 
それが、おのずと仕事と家庭の充足度が高まっていくのではないでしょうか。

 
 







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ABOUTこの記事をかいた人

浜田 規史

愛媛県八幡浜市生まれ。山口大学卒。 高校時代に商店街活性化を目的にしたお店「AKIND」(あきんど)を開店したことがきっかけで、地元が大好きになる。 大学卒業後、帰郷し地域金融機関に勤める傍ら、八幡浜を元気にすることを目的にした「NPO法人八幡浜元気プロジェクト」の代表、ローカルWEBメディア「KITONARU」編集長などを務める。