みなさんのまちの、理想(ありたい姿)はありますか。
・もっと地場産業が活発になって、外貨を稼いで欲しい。
・外から観光客が来るようになって欲しい。
・子育てしやすいまちになって欲しい。
・高齢者が住みやすいまちになって欲しい。
・起業しやすいまちになって欲しい。
などなど、言い出せばたくさんの「理想」が出てきますよね。
それは、今、人の生き方(暮らし方)が多様化していて、満たして欲しいニーズや求めるレベルが高くなっているという現実があるからなんです。
が、しかし、こんなにたくさんのニーズを満たしてくれるのは誰なんでしょうか……
そんなすごい人はいません。
最近よく、「VS行政」のこんな場面に出くわします。
みたいな話です。
ぼくも、一時期行政にいたので、耳が痛いところもあるのですが、なんか違う。違和感を感じています。
特に、お年を召された方が多いんですが、「全部行政任せ」なんですよね。
「私は(私たちは)」ではない。
「あなたが(あなたたちが)」の世界なのです。
もちろん、行政にしかできないこともあるんでしょうけど、
そこに住んでいる以上、当事者意識は必要。
理想ばかりを集めていると、すごい計画が出来上がってしまいます。
大事なのは、「理想」を集めるだけではなく、共有し、優先順位をつけること。
そして、それを成し遂げるための「課題」を共有し、みんなで解決しようというアプローチですよね。
みんなと言っても、みんなで全部取り掛かろうはできない。
そのための、「解決のしくみ」を作れるかが本当に大事。
(それができないから、協議会に投げちゃうんでしょうけど………)
単なる既存組織のパズルを組み合わせた協議会、充て職の実行委員会立ち上げはもうやめましょう。。。
課題ごとに、解決に最適な「組み方」(仕組み)を考え、実行部隊をつくっていくことが必要なんだと思います。
建て替え期間中は、まちに来るお客さん減らないの?
渋滞されたら困るんだけど、駐車場は確保できてるの?
せっかく来てもらうんだから、お金を落としてもらわないと。」