「八幡浜市は、衰退都市ランキングで全国第4位」。
僕がふるさと八幡浜のことを最初に紹介するときに、取っ掛かりとして使っているフレーズです。
事実。2002年(平成14年)4月15日の「日経ビジネス」情報誌にて、不名誉ながら紹介されています。
1 牛深 (熊本)
2 松浦 (長崎)
3 鳥羽 (三重)
4 八幡浜市 (愛媛)
5 室戸 (高知)
6 山田 (福岡)
7 栃尾 (新潟)
8 大月 (山梨)
9 輪島 (石川)
10 宮津 (京都)
この事実を知ったのは、僕が大学を卒業しようとしていた平成18年頃。
YGP(八幡浜元気プロジェクト)を起ち上げるきっかけになったのも、この事実の存在は大きい。
それに、この具体的な数字は、インパクトが大きすぎて、市内外の人々の心を揺れ動かす。
「こんなもんやないで、八幡浜」、「どうにかせんといけんな」とか、住民の心に火を付けるというか、プライドを刺激する。
僕も八幡浜を故郷とするひとりとして、プライドをえらいこと刺激された。
そういう意味でこの数字はいい”刺激剤”!!
自分たちを奮い立たさせる”興奮剤”でもある。
第4位からの挑戦。
こうやって数字として一般に出たのは、かえって良かったのかもしれない。
この数字を使いながら、住んでいる人でまずは「現状(課題)」を共有。そして、次のステップとして、「ビジョン」を共有していきたい。
総じて思ったこと。
人の心を動かすには、感情だけではなく、”データの活用力”も不可欠。
そろそろ今のデータに置き換えて、ランキングを算出し直してみたいと思うところだ。
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