社会変革は誰が起こすか?-市民の「行動」が制度や条件を変える




僕らって、気づかぬうちに、制度にもたれかかって生活している。
制度は人間がつくったものだし、社会を安定させるためのシステムとして、法律や慣習、しくみなど優れたものも多いけど、万能・不動のものではないと思う。

本日開催された「中間支援講座」でも、公助(行政サービス)の割合が減り、自助や共助、新しい公共の領域が広がってきている現状を聞いた。
サービスを受けられるからといって、人間が「もたれかかりすぎる」のは良くないと、感じた。
何でも行政がやってくれる時代はとうに終わっているし、頼っても対応できないことも多くなってきているのも事実(もちろん、頼らないといけない人もいるのは事実)。

制度は人のセーフティネットとしての側面もあるけど、それをいろいろな新たな試み・考え方の前提にする必要はないと思う。

社会は日々動いているわけだし、人の気持ちも変わる。
制度はある一定時点では、優れたものだけど、日が経つに連れて、時代に合わなくなってくる。

そうしたときに、「社会を変える」という思いの持った人が「制度をぶっ壊す」(制度を変える)。

制度の規制

義務教育もそうだし、年金制度もそう、今の時代にそぐわなくなってくる。既存の枠組みにとらわれず、今新しいものを生み出すことが求められているときなんだろう。

今夏開催する「Knockn Roll」も新しいプロジェクトを産み出し・動かし、社会を変えていくイベント。条件などを取っ払って、「素直」に産み出せるよう、準備をしていきたい。

制度があるからとか、法律がどうこうよりも、自分たちの熱意を高めて「取っ払う(変える)」努力をしていく方が楽しい。

制度は政治家だけが変えられる時代ではない。一人一人の市民の「行動」が核になる。
僕は、そうやって「社会変革」が興っていくんだと思う。

  










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愛媛県八幡浜市生まれ。山口大学卒。 高校時代に商店街活性化を目的にしたお店「AKIND」(あきんど)を開店したことがきっかけで、地元が大好きになる。 大学卒業後、帰郷し地域金融機関に勤める傍ら、八幡浜を元気にすることを目的にした「NPO法人八幡浜元気プロジェクト」の代表、ローカルWEBメディア「KITONARU」編集長などを務める。