「お願い」ではなく「提案」-共創できる関係を築きたい




最近心がけていることに、「お願い」をするのではなく、「提案」をするということがある。

仕事でもプライベートでも、誰かに頼らないで生きることは難しい現代。そんな時代だからこそ、僕は、一方的な「お願い」はしたくないと思っている。

「お願いセールス」という言葉もあるぐらい、営業の現場では当たり前?のように使われているけど、これをやってしまうのは最後の手段。営業力がないのを露わにしてしまうようなもの。

もちろん、お願いをしてもすんなり受け入れてくれる人間的な魅力の持ち主もいるけれど、そんな人ばかりじゃない。

「お願い」って、相手のことは二の次で、自分が主導。「自分がこんなことしたいから、これやってください」と言っているようなもんですよね。

できることなら、相手がやりたいこと(抱えている課題)を読み取って(酌み取って)、「半歩先」の提案ができるようになりたい。

つまりそれは、相手のニーズを知ることで、相手の課題解決に繋げられるということ。それと自分のやりたいことを合致させることで、「お願い」ではなく「提案」に変化させられる。

信頼関係

相手にボールを投げてみる。そして、それを投げ返してもらう。
お願いする側、お願いされる側という関係ではなく、「提案し合える」双方向理解・共創していける関係をつくることが大事になってくる。

我々NPOが「課題解決のプロ」だとすれば、企業は、「売上げを上げるプロ」。
NPOも収益基盤が弱かったりするわけだし、企業も売上げを上げ続けるためにはマーケットリサーチ等をもっとする必要がったりするわけ。双方で、強みを発揮し、補い合えるような関係を築くことができないだろうか。

双方の壁は厚いが、その壁を崩していける「提案」。そして「実績」を創っていきたい。

誰かも言ってたけれど、これからは、「競争」ではなく、「共創」なんだろうな~!

  










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ABOUTこの記事をかいた人

愛媛県八幡浜市生まれ。山口大学卒。 高校時代に商店街活性化を目的にしたお店「AKIND」(あきんど)を開店したことがきっかけで、地元が大好きになる。 大学卒業後、帰郷し地域金融機関に勤める傍ら、八幡浜を元気にすることを目的にした「NPO法人八幡浜元気プロジェクト」の代表、ローカルWEBメディア「KITONARU」編集長などを務める。